【基礎】砕石投入、突き固め
基礎穴が掘り終わったので砕石、コンクリートを投入して束石の土台を作っていく。
砕石購入
基礎穴50cmの内訳は、20cm砕石、15cmコンクリ、5cmモルタル、10cm余りといった感じにしようと思う。根拠は特になく、感覚的に決めた。コンクリートは練り混ぜが大変なのでなるべく少なくしたい。
締め固めに使う砕石はホームセンターに路盤材と称したものが売っているが、一袋20kgで300円とかする。体積でみると1穴に2袋ぐらいは必要と仮定すると、12穴埋めるのに24袋、7000円くらいする。
そこで、砕石はホームセンターではなく、業者から直接購入を試みた。
ネットで調べたところ、車で5分のところに砂利屋があり、近かったので事務所に直接伺ってみた。小さな事務所らしきところにおじさんがいたので、一般向けにも販売しているのか聞いてみたら、一般向けにも売っているとのこと。
しかしそこで扱っている砂利はサイズが小さく、基礎穴で使用するには向かないモノだった。
基礎穴に敷き詰めるのは大小入り混じった砕石が良いらしい。事情を話すと、事務所のおじさんが別の砂利屋を丁寧に教えてくれた。
少し遠くなるが、車を走らせて紹介された砂利屋へ向かうとちょうど良いサイズのRC材が!値段を聞くとなんと0.5㎥で1000円とのこと。思っていたよりも安いことにびっくりしたが、ありがたくここで購入することにした。それにしても安い!
必要な砂利の量は、
12穴×穴面積(0.3m×0.3m)×穴高さ0.2m=0.216㎥
タンパーで突き固めることを考えるとその倍としても0.432㎥
というわけで0.5㎥分購入することにした。だいたい軽トラックの荷台一杯分である。
砂利は見た目以上に重く0.5㎥分の砂利を積載すると、軽トラの最大積載荷重が300kgを超えるかもしれないとのこと。なので、少し少なめの0.4㎥くらいにしてもらった。
少なめといっても、砂利の山からバカでかいバックホーですくい、それを軽トラの荷台に直接落とすだけなので、バックホーを運転するおっちゃんの感覚次第なのだが。
軽トラに砂利を積み込みが終わったので、現場まで運搬だ。
砂利屋から小屋建設地までは上り坂基調なので、300kg積載した軽トラでは全くスピードがでず、どんなにアクセルをふかしても時速30kmがMAXでノロノロと運転。安全第一。
最大積載する時はタイヤの空気圧はしっかり入れておいた方が良い。
砕石ふるい分け
購入した砂利は砂なども混じっているので、ふるいにかけて砂と石に分別。ふるい代わりに底に穴の空いたコンテナに砂利を入れて、両手で持ってゆさゆさ振るう。
砂利を入れたコンテナはとても重く、だんだんと腰にダメージが蓄積されていく。
コンテナに残った砂利を穴に投入してタンパーでしっかり突き固める。大小入り混じった砂利がうまく隙間を埋めてくれる。
タンパーによる締め固め
タンパーによる突き固め作業は、腕だけでやるのではなく突き固める瞬間に腰を落とすと力がよく伝わることを発見。コツを掴んでからはペースが上がった、が時間とともに疲労が蓄積しペースはみるみるうちに落ちていった。ヨイトマケ。
疲れて嫌になってきたので、7穴の砂利敷き詰めが完了した時点で翌日に持ち越すことにした。突きかため具合を確かめるため砂利の上に立ってみると、かなりしっかり突き固まっているようだった。
翌日、残りの5穴を片付ける。山盛りだった砂利もだいぶ減ってきた。
後々になって気づいたが、砂利はコンパネかブルーシートの上に下ろすべきだった。地面に直では地面際の砂利がすくいづらくてしょうがない。
順調に締め固め作業が進み、12穴全て完了!砕石締め固め作業は思っていたよりも大変だった。基礎穴の面積が広ければその分砂利の量も多くなり、作業はさらに大変になる。欲張って大きな穴にしなくてよかった。
ふるいにかけられた砂が大量に余ってしまう。コンクリートの練り混ぜにでも使おうか。
お次は砂利の上にコンクリートを打設、束石の設置を行う。