2018.9.10-13 後立山連峰縦走 4DAYS DAY4(白馬大池〜栂池高原)
後立山連峰縦走最終日。本日はサクッと下山し食べたいご飯を食べるだけ。
下山する前に白馬岳でご来光でも眺めようかと朝3時半ころテントを出発。雨は降っていないがガスっている。 荷物はレインウエアと水くらいと軽くしてるので足取りも軽やか。白馬岳までコースタイム3時間半を1時間半くらいで到着。
標高を上げるにつれて風が勢いを増し、周囲を漂うガスが風に吹かれ、体が濡れるほど。頂上についてもガスは晴れず、風は身体から体温を奪い、停滞してると寒さで震えてきた。
頂上で食した定番朝食。グラノーラwithスキムミルク。さらに体が冷えた笑
足踏みしたり、腿上げしたり、ストレッチしながら寒さに対抗してガスが晴れるのを待つが、6時を過ぎても太陽は見えず、諦めて下山。
再びの白馬大池。
7時頃テント場に着くと、周りの人たちはもう片付け終わって出発する頃合いだった。急いでもいないので、ゆっくり撤収に取り掛かる。
撤収完了!あとは下山するのみ。雑踏と喧騒にまみれた俗世界へ。
人は山に登ると仙人になり、谷へ降りると俗人になる。というキャッチコピーを昔どこかで見た。みんなが山に登って朝日を眺めたら争いごとはなくなると毎回思う。今日は朝日は見えなかったが。
さらば白馬大池。さらば山。
なんという名前の蝶か。綺麗なような禍々しいような。
出発して20分ばかり歩くと乗鞍岳に到着。
ゴロゴロした石の道を下っていくと栂池自然園が見えてきた。
歩きやすい木道出現。ゴール近し。
9時半、栂池自然園に到着。お疲れ様でした。
ここからロープウェイとリフトで麓まで一気に降りれる。とても楽チン。
麓の駅の看板で歩いてきた道のりを確認し、満足。
足湯で4日間の疲れを癒す。
おやきが無性に食べたかったのだが、平日のせいか、時間が早いのかわからないが閉まっていて残念。
JR白馬大池駅まで徒歩で移動する。google先生によると栂池高原駅から白馬大池駅まで徒歩50分くらい。
初めてみた塩の道。ここもロングトレイルとしていつか歩いてみたい。
農村を眺めながら歩いてるとあっという間に白馬大池駅に到着。
電車の時間まで40分程度あったので、荷物を全て広げて装備を乾かす。
白馬大池駅から40分くらい電車に揺られていると信濃大町駅に到着。栂池高原で叶わなかったおやきを食べた。
食欲は止まらず。1時くらいだったので信濃大町でお昼を食べてから帰ることにした。google先生に相談すると、お店の選択肢は多くないが、ネパールレストランがあるとのこと。ネパールを懐かしく思いそこに決めた。雰囲気のある寂れた商店街を進む。
でん。その名もヒマラヤンシェルパ。
天井にはタルチョが飾られ、壁にはエベレスト登山などの記録写真やメニューが無秩序に並べられていい味を出してる。ネパールの方3人くらいが働いていた。
当初はネパールで食べた思い出深いダルバードを頼む予定だったが、チーズナンがとても美味しそうだったのでカレーセットにした。他にサラダとネパールチャイもついてきた。焼きたてのチーズナンはとてもうまくてボリューム満点。
お会計の時に店員さんにネパール行ったことあるよと言ったら、反応薄く少しだけ微笑んだだけだった。大きなリアクションを期待していたので少しがっかり笑。
下山飯にも満足し、道の駅によりながら帰った。
今回の装備品。体重計がないので重さは測っていないがパッキングウェイトで6〜8kgくらいだと思う。行動着は、短パン、薄手のウールのロングTがメインだったが、晴れだったら寒さを感じることはなくちょうどよかった。ダウンパンツを持っていったが使わなかった。
4日分の食料。特に計算などせず適当に持っていったのだが過不足なく消費したので適量だったのだと思う。
久々の縦走は当初は天候が心配だったが、ほとんどの行程で雨に降られずに済んだので楽しく歩けた。お次はどこ行こう?
以上