ただいま伐木作業中、原木切りは自給自足の一助になるか?
今、小屋づくりはひとまず中断している。
代わりに、最近は原木切りの仕事を手伝っている。
山に入って、ナラの木を伐木して90cmに玉切りし、積み上げる。玉切りした原木はきのこの栽培に利用される。
仕事としては、伐木して原木を切り出して積み上げるまで。そこから先の原木回収、販売などは他の人の仕事である。
チェーンソーの扱いや斜面での作業にまだまだ慣れていないので、一日作業すると疲労困憊。労働後の飯がうまい。
原木切りは、冬の生業にできたらと思っている。
仕事を覚えて慣れれば一人で作業できるので、自分のペースで働くことができる。たくさん働いても良いし、早めに切り上げても良い。雨なら休んで良い。他人に気兼ねしなくて良い仕事で、自分に合っている。
しかし、
現実はそうアマクない。
仕事として成立させる道のりは遠そうなのだ。
現時点(始めてから一週間くらい)で一日(8時〜17時)平均80〜100本くらいの原木を切っている。原木一本80円らしいので6000〜8000円の売り上げになる。
ここから、ガソリン代、燃料代、設備費などの諸経費をざっくり3000円として差し引くと、手取りは3000〜5000円にしかならず、コンビニでバイトしていた方が稼げてしまう。
コンビニで怪我はしないが、伐木はけがのリスクはかなり高い。コンビニ内は暖かいが冬の山は寒い。
副業として成り立たせるには、一日150本程度以上切らないといけない。
今の1.5〜2倍の量を切る必要がある。
ではどうするか。
そう。業務改善であり、技術向上である。会社員時代とやることは同じだ。
どこに時間がかかっているか、何の作業が苦手か、どうやったら多く切れるかを常に意識して作業に取り組まねばならない。
今はレベル1。薬草を食べながら城の周りのスライムを倒している状態。
伸び代しかないので楽しい。転職ができる状態のレベル20に早くなりたい。
これから頑張れば、木を切る仕事は冬の間に現金収入を得る副業になるだろう。
そして、木を切れるようになれば自給力の向上に繋がる。手に職だ。
人生のとりあえずの目的は自給自足。
食料を自給するために野菜と米を育てる。
暖を取るために、木を切って薪を得る。
家を自給するためにセルフビルド。
電気は太陽光、水は沢水、雨水、井戸水。
ガスの代わりにロケットストーブ。
自給力が高まれば支出は減っていく。
いくら支出が少なくても、現代社会で生きるにはある程度のお金は必要になってくる。
お金で解決できる問題もある。
どのような生活スタイルにしてもお金はある程度稼がなければならない。
ではどのような手段でお金を稼ぐのが自分にとって良いか。
それは、自給自足の延長でできること。
それが農業だったり、林業だったり。
自給自足のため野菜を育てることが仕事につながる。
自給自足のため薪を得ることが仕事につながる。
最近世間でも副業が話題になっている。
稼げる手段が複数あれば、一つがダメになったとしても心配はいらない。
しかし稼げる手段が一つしかないと、嫌なことがあっても辞めるに辞めれない。次第にストレスがたまり、不調になり、健康を害す。とてもリスクが高い。
依存する先は多ければ多いほど良い。リスクはマネジメントしないとね。
投資も分散投資が良いって言うでしょ?知らんけど。
まあ、まずは伐木原木切りレベル2を目指そう。
以上