2018.10.26 桜平から登る。秋晴れの硫黄岳、天狗岳
最近、朝はとても寒いし、日が暮れるのが早い。これからますますその傾向が増していくかと思うと気が重い。
こうなると頑張って登山という気分では無い。が家でゴロゴロしてるのは、体にも精神衛生上にも悪い。
他にやらなければならないことはたくさんあるのだがそれは冬にやろう。と言ってどんどん後回しになっているが気にしない。今やりたいことは今やる。やりたくないことは極力やらない。・・それでいいのか?
考えてもしょうがないので今日も歩きにいく。Don't think,feel.
八ヶ岳でも歩いたことないコースを選んだ。桜平から登って硫黄岳、天狗岳を回るラウンドハイク。
天気は快晴。桜平駐車場は綺麗なトイレが設置。下山して戻った時には凍結防止のための冬仕舞いをしていて使用できないようになっていた。
歩いて30分もしないくらいで夏沢鉱泉に到着。食事と鉱泉が売りらしい。薪がたくさんあったが、薪でお湯を沸かしているのだろうか?
夏沢鉱泉を出て、少し森の中を歩く。空気がひんやりとして気持ちいい。
道脇には立派な霜柱が形成されていた。子供の頃、霜柱を踏んでザクザクっていう音と踏んだ感触が好きだったことを思い出す。
すぐにオーレン小屋に到着。
ん?先住民とは?
オーレン小屋のテント場。フラットなところが多くて張りやすそうな地形だった。展望は良くない。
硫黄岳方面へと向かう。しばらく歩き森林限界に達すると雲ひとつない青空が広がる。
黒々とした赤岳方面。
硫黄岳山頂に到着。爆裂火口はいつみてもかっこよくて飽きない。
頂上は風がものすごく強く、とても寒かった。おにぎりを一個だけ食べて、早いとこ出発しよう。今度は天狗岳方面へ向かう。
夏沢ヒュッテと天狗岳が望める。
夏沢ヒュッテは閉まっていた。張り紙によると8月いっぱいくらいでシーズンの営業を終了してしまうとのこと。
根石岳山荘。ここも鞍部のせいか風がとても強かった。山荘は少し寂しい雰囲気で、屋根に多くの石が乗せてあって普段の風の強さが伺えた。
硫黄岳を振り返る。いい天気だ。停滞すると寒さを感じるが、動いているとちょうど良い気温。
天狗岳まで後少し。手前に少し高度感のある鉄スロープがあって、風が強かったので少しビビった。
天狗岳に到着。頂上に登ることに意味は無い。歩いた果てのただの目安。ご飯を美味しく食べるための運動。穴を掘ってまた埋める作業。とっとと下山しよう。
下山。駐車場周りは紅葉がピークで素晴らしかった。
帰りの道中、八ヶ岳自然文化園でやっていたクラフト市を軽く覗いてから帰宅した。自らの手で価値あるものを作れる人を尊敬する。
お皿が欲しくなったが、今のままで十分足りているので買わなかった。買うなら自分で作ろうかとも思った。
最近の登山はヒリヒリ感や高揚感にかけ、少しマンネリ化している。冷却期間が必要なのか?
今までとは違ったアプローチやスタイルを導入し、楽しみ方のバリエーションを増やしたい。気になっているのは、カメラ、ドローン、テンカラ、ブッシュクラフト、冬山登山など。
以上