2018.5.29 日帰り鳳凰三山 ドンドコ沢in
山梨での生活が落ち着いてきた今日この頃、近所の百名山である鳳凰三山に行ってきた。鳳凰三山は地蔵岳、観音岳、薬師岳の三つの山の総称である。
朝6時頃、登山口の青木鉱泉に到着し、登山開始。ドンドコ沢から登り、鳳凰三山を経て中道へ下る周回ルートを選択。
やまクエによるレベルは75。
http://www.yamaquest.com/detail/hoosan-2841/3056.html
4月以降、日中の仕事で身体を動かすので毎日の習慣だったランニングをやめてしまった。ネパール以来の登山なので体力の低下が心配。
東京で働いていた頃は、帰宅がどんなに遅くても朝5時に起きて1時間程度のランニングを日課にしていた。デスクワーク中心の仕事で体力が有り余っていたせいだ。
その代わり、筋トレを始めた。
今の仕事では自分の長所であった山道を100km走れる心肺能力、筋持久力はあまり必要とされず、純粋な筋力が必要な場面が多々ある(肥料もったり硬いネジ回したり)。そんな時、ペンよりも重いものを持ってこなかった己の非力さを呪った。その結果が筋トレだ。
環境が変われば習慣も変わる(環境が変わっても変わらないことが習慣?)。昨日の非常識、今日の常識。今日の常識、明日の非常識。
本題に戻る。
青木鉱泉に軽トラを停め、ドンドコ沢より登り始める。駐車場料金750円なり。
ドンドコ沢から登る。
ドンドコ沢は5つの滝が見所。だいぶ間近までいける滝もあるので迫力満点。
久々の登山はやはり良い。1人静かに歩いている間は色々なことが頭に浮かんでは消える。昔のこと、現在のこと、これからのこと。ただ、疲れてきたり腹減ったりすると、早く下山したい、降りたら何食べようという雑念に支配されるので要注意だ。
3時間ほど登り続けると、視界がひらけて雰囲気が変わった。白い砂地盤になる。遠くに見えるは地蔵岳のオベリスク。
鳳凰小屋に到着。平日のためか、まだシーズンオフのせいか、管理人は不在。トイレをお借りして先へ進む。
ここから地蔵岳までは急登で砂地盤。滑らないよう踏ん張るためケツの筋肉を使う。
乳酸が溜まったところでたどりつた地蔵岳。シンボリックな目の前のオベリスクは下界からでもよく見える。
オベリスクのふもと付近まで岩をよじ登って進む。てっぺんまで行くと降りれなさそうだったので、てっぺん少し手前で断念。
薄曇りの天気で景色が少し霞んでいたが、八ヶ岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳がよく見えた。
おにぎりを食べながら少し休憩して観音岳を目指す。観音岳は鳳凰三山の中の最高点(標高2841m)。
午後に済ませたい用事があったため、小走りで下り、13時半頃に青木鉱泉に到着。
駐車場付近にある川の水で汗をぬぐい、さっぱりして帰りましたとさ。
<装備品>
ウインドウシャツ:アトリエブルーボトルのハイカーズヤッケ
上:メリノウールのロングT
下:山と道5ポケットショーツ
靴:アルトラ オリンパス2
ザック:山と道mini
食料:コンビニおにぎり2個、チーズ、ゆで卵、ナッツ、ドライフルーツ
水:1リットル(消費したのは700mlくらい)
上記装備で暑くもなく、寒くもないちょうど良い気温だった。
体力もあまり衰えていないようで安心。
以上