山と森で

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Bライフの模様、雑感などを綴ります。小さな暮らしを目指しています。

ネパール エベレスト街道トレッキング【その5】

ネパール エベレスト街道トレッキング4〜6日目。

 

 

 

トレッキング4日目:プイジャン(標高2835m)〜ナムチェバザール(標高3440m)

朝7時頃、プイジャンを出発。3、4時間ほど歩くとチャウリカルカという村に着く。このあたりで、ルクラまで飛行機で行きそこから歩き始める人達と合流する。ツアーの団体客などもいて、トレッカー自体の数も増えてくる。そのせいか、ここからナムチェまでの道のりは今まで歩いてきた道よりも綺麗に整備され、ご立派なロッジも増え、少し観光地のような雰囲気だ。

 

今まで数える程のトレッカーとしかすれ違わず、静かな旅を楽しんでいたので少し残念。

 

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12時頃パクディンという村で昼飯休憩にモモを食す。ネパールではよく食べられるもので、見た目の通り餃子だ。皮がパサついていてあまり美味しくなかったので、トレッキング中はこれが最初で最後のモモになった。(なお、カトマンズに戻って食べたモモはとても美味しかった)

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初めてエベレストが見えて少し感動した。あそこの麓が目的地の一つだ。

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ナムチェに行く途中、めちゃくちゃ高い吊り橋を渡る必要がある。高所恐怖症の人はきついかもしれない。2段あるうちの上の吊り橋を渡る。

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上の吊り橋から下を見下ろす。下の橋は現在使われていない模様。

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4時半頃、ナムチェバザールに到着。ナムチェバザールは、エベレスト周辺のトレッキングルートがあちこちに分岐して行く拠点の村。パン屋、カフェ、土産物屋、トッレキング用品店、両替所などが揃っている。

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今日泊まるロッジ。さすがナムチェ、宿泊客がたくさん!(今までのロッジでは自分を含めて2人が最多)

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安定のダルバート

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トレッキング5日目:ナムチェバザール〜タンボチェ(標高3867m)

高度順応のためナムチェで2泊を考えていたが、人も多く煩わしいので先に進むことにした。 

 

日の出前に、宿からナムチェの小高い丘にあるサガルマータ国立公園まで散歩する。

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日の昇りとともに空が明るくなっていく。昨日登ってきた方をみると雲海になっていて、とても綺麗だった。

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エベレストに初登頂したヒラリーさんの像。似ているのか似ていないのかはわからない。

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宿に戻り、高山病に効くといわれるガーリックスープを朝食にいただく。身体が温まって美味しい。

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7時半頃宿を出発。とりあえずクムジュンという村方面へと向かう。高度順応ができていないのか、登りがとてもきつい。一歩一歩ゆっくり進む。

空は雲ひとつない天気で、景色がとても素晴らしい。

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標高が高いため紫外線がとても強い。サングラス、日焼け止めは必須とガイドブックに書かれていたが本当だった。しかし残念なことに、サングラスは持参したものの親切なガイドブックの忠告を無視して日焼け止めを持参しなかった。そのため、この後何日間もこの紫外線を浴び続け、顔面は黒く目の周りだけ白くなるという一番ダサい日焼け方になってしまう。

 

 

ナムチェから2時間ほど歩くとクムジュン(標高3780m)という村に到着。この村では、朝方になると畑にダフェという綺麗な鳥がやってくるとのこと。ダフェは、ここに来るまでに何度か遭遇していたが、青い色をしていてキジみたいな鳥。本当に綺麗なのだが、写真には取れなかった。

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11時頃、プンキテンガ(標高3250m)に到着。昼飯休憩にチョウミンをいただく。見た目の通り焼きそばである。いつものことであるが量が半端ない。腹が減っていたため完食したが、半分の量で半額にしてもらいたい。味は想像通りで普通。トッピングのチーズが美味しい。

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プンキテンガから登り基調の道を歩くこと2時間、13時頃、タンボチェ(標高3860m)に到着。まだまだ時間も早いし体力も残っているが、高度順応のため今日はここで宿泊。宿泊地の標高を500m以上上げるのは良くないらしい。(昨日のナムチェが3470mくらい)

 

村はとても小さいが、視界がひらけていて展望が良い場所だった。遠く正面に見えるのがエベレスト。右に見えるとんがったのがアマダブラムという山。アマダブラムは、標高は6800mくらいとそんなに高くはないが、特徴的な形をしていて格好良く気に入った。名前もかっこいい。

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この日はご立派なロッジに宿泊。残念なことに水が凍ってて使えなかった。

なお、トレッキングの14日間は一度もシャワーを浴びていない。体は、湿らした手ぬぐいかエチケットシートで拭いて、頭は、濡らした手でガシャガシャ頭皮をマッサージしていた。それで特に不快感はなく、水が冷たいことを除けば問題はなかった(周囲の人間がどう感じていたかは知らない)。湯シャン生活のおかげかな。

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ロッジの2階テラスからの眺め。ミルクティーを飲みながらのんびり景色を楽しむ。

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夕日に照らされるエベレストとアマダブラム。

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村にあるゴンパ。寺ですね。ここのゴンパはとても立派だった。

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時間を持て余していたので、馬のケツを撮って楽しむ。

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元々は黒いトレランシューズなのだが、砂埃の影響でこの時すでに面影なし。

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この日もダルバート。ここのダルバートはおかずが豊富で味も美味しかった。

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トレッキング6日目:タンボチェ〜ディンボチェ(標高4350m)

朝7時頃、ロッジを出発。

ロッジを出発してから1時間くらいずっと犬がついてきてくれた。一方的に会話相手にしていたのだが、いつのまにかいなくなってしまい、少しさみしくなる。

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8時半頃になっても谷底には陽が入らない。陽が当たらないうちはとても寒くて、身体を温める太陽がいつも待ち遠しかった。

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標高4000mくらいから森林限界となり、岩と砂の世界になる。山のスケールもどんどん大きくなっていき、荒々しくも白く輝く様は神々しささえ感じた。

自分の前後に人の気配は全くなく、時折強く吹く風の音と自分の呼吸音のみの静寂な時間が続く。

この景色を堪能しながら静かに歩けることが嬉しく、自然と顔がにやける。

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12時頃、ディンボチェ(標高4410m)に到着する。高山病対策のため、時間は早いが今日はここに宿泊。

時間を持て余したため、写真中央の茶色い山に登ることにした。日本語読みがわからないが、Nangkar Tshangという山で標高5083mほど。

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荷物をロッジに置いて空身で登るので散歩程度と思っていたが、これがキツいキツい。なんでも標高4000mだと酸素濃度は地上の60%、5000mだと50%程度になるという。呼吸が苦しく、鼻息を荒くして登る。

 

キツい散歩の末、息も絶え絶え登った頂上。頂上は目印の棒とタルチョのみ。日本のように標識など無い。ここからの景色は素晴らしかった。

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本日のダルバート。しょっぱかった。でもお代わりしてしまう。

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つづく