【抜根】その3 抜根完了!
抜根作業も大詰め。残りは大きめの株が3つくらい。
今日で終わらせよう。
最近は寒くなってきて、朝早く現場に来ると地表面が霜でうっすら白くなっている。まだ土は凍っていないようで安心。
途中まで掘り進めていた株から抜根開始。こいつを片付けて弾みをつけよう。
根が太くて難儀した。
こいつがラスト。
ツルのような木の根が地表近くをかなり長く這っており、このような根っこはセオリー通り、切り株の近くで切断すれば良いが、好奇心でどこまで伸びているのか確認したくなって掘りすすめてみた。途中で諦めたがまだまだ伸びていて、ゆうに5mは超えていた。木の生命力たるや。
ついに。
毛細血管のようにビシーっとはりめぐるひげ根。木の生命力たるや。
これまでに抜根した株勢揃い。数えると12株あった。達成感があってよろしい。
抜根後の敷地。この後は小屋建設のため、平らに整地しなければならない。切り株分の体積が無くなったので元に戻すのは大変そう。
ついに抜根が終了したので、次のステップに進める。まずは整地、そして基礎を作るための遣り方という作業が待っている。
作業中気づいたのだが、この土地の東西に大きめのカラマツと杉林があって、この時期、日が当たるのが11時〜3時の間だけなのだ。3時を過ぎると寒くなるし、薄暗くなってくるので作業を終えて帰ろっていう気分になる。そして実際帰る。
もっと働け、ペースを上げろと自分でも思う。退路があると人間は怠けるのだ。退路は余裕とも置き換えられる。しかし時間は有限。ぼやぼやしているとじじいになってしまう。
以上
【抜根】その2 抜根の手順
どんどん抜根していくよ。
抜根初心者に向けて、経験者が語る抜根の手順。(抜根2日目ですが。)
まずは、使用する道具。
・剣先スコップ(必須)
・バール
・くわ
・ノコギリ(必須)
それでは抜根スタート。
①脇からじわじわ攻める。
地表に細い木の根が張り巡っているので最初はくわで闘う。いきなりだと土もびっくりするので土をリラックスさせるイメージで。
②邪魔な根っこをノコギリで切断。
根っこは切らずに伸びた先まで掘り返したくなるが、そんなことをしていると永遠に終わらない。また、根っこがあるとスコップが刺さらない。根っこを切るとスコップも入れやすくなる。
③根っこの下側にスコップが刺さるくらいまで周囲を掘る。
ここら辺の作業は無心で、笑い飯の歴史博物館のネタを彷彿としながら。
④根っこの下側に剣先スコップをグサグサと刺す。
スコップを刺して、テコの原理で持ち上げると切り株がグラグラしてくる。ここまでくると終わりは近い。
⑤ひっくり返す。ごろん。
⑥掘り起こした根っこの土を落とす。
土がついたままだと重いので、スコップやバールを使って土を落とす。あと切り株を掘り起こした穴に少しでも土を落としてあげたいので。
⑦運ぶ。ごろん。
⑧すっきり。
抜根技術のレベルが上がり、10cm級の切り株なら1時間くらいで退治できるようになった。単調かつパワーも必要な作業なので、飽きたり、ダレたりする。早く終わらせたい。
以上
【抜根】その1 抜根はじめました
いよいよ小屋作りに向けての第一歩、抜根を開始する。
小屋の位置は日当たり、土地の境界、平坦さなどから大まかに決めた。写真のスコップが刺してあるあたりが建設予定地。
敷地には大小の切り株があるため、小屋を作る前に抜根して整地しなければならない。
切り株は、大きいものだと直径50cm、小さいものだと直径10cmといったところ。
50cmクラスの人力掘削は厳しそう。
小屋は50cmクラスの切り株を避けて建設することにした。ただ、いつかは邪魔になるので撤去しなければならない。
微生物さんの力を借りて対処する作戦を考案。
木を腐らせるのに有効なのは放線菌だと考え、落ち葉とか湿ったおがくずを切り株の上にこんもり盛ってみた。うまくいけば2〜3年で腐るのかな。知らんけど。焦らない焦らない。
では早速、建設予定地に跋扈する10cmクラスから片付けていこう。大小含めて10近くはありそう。
スコップで周りの土を掘削していく。木の根っこが邪魔をしてなかなか掘り進めれない。
周りを徐々に攻めていくと次第に全貌が見えてくる。
切り株の下側が空いてきた。相手の防御力はだいぶ低下している。ここまでくればあと一息。
写真だと大して掘っていないように見えるが、1.5時間くらい作業してこのくらい。結構疲れる。あとは根をノコギリで切断して地面から引っこ抜く。
一つ目、抜根完了!
抜根後。きれいさっぱり。
10cmクラスの切り株を抜根するのに約1.5時間かかった。まだ抜根の勘所がわかっていないので、意外と時間と体力を労することがわかった。中学時代の野球部以来、久しぶりに手にマメができた。
この調子で抜根を進めていきたい。土が凍る前に全て抜根できたら良いのだけれど。
以上
【土地探し】155坪の山林を購入
土地探しをしていることは以前に書いた。以前と言っても一年以上前の話だが。
それから全く進捗を記録していなかったのだが、実は土地探しを始めてからすぐに好条件の物件に出会ったため、思い切って購入していたのである。
現地下見当日
探し方は以前にも書いたが、地元の物件に強い不動産屋をいくつかピックアップして、一つひとつ回ろうと考えていた。
2017年8月某日の暑い日。
一番最初に訪れたのは、サイト上で安い価格帯の土地がたくさん掲載してあり、自分のニーズと一致していそうで、一番期待できそうな不動産屋。
その不動産屋で、サイト上で気になった物件や、サイトに載っていない物件の資料を見させてもらい、その中で6個ぐらい気になる物件をピックアップしていった。
ピックアップした物件を見て回ろうと地図を要求したら、なんとご主人自ら案内してくれるとのこと!
ご主人は65は確実に超えたような、利発で少し元気なおじいさんという感じの方。物件は自分で勝手に見てくるものだと思っていたのだが、利益にもならなそうな安い物件を探す、本当に買うかどうかも怪しい若者に、わざわざ時間を割いてくれることに驚くとともにおじいさんに感謝!
おじいさんの車に乗って、ピックアップした物件を一つひとつ見て回る。実際の現場を見学すると、事前の情報や写真で見るよりも具体的なイメージが湧いてくる。
周囲の家の状況、森の雰囲気、土地の平坦さ、植生、湿気などなど。直感的にここはいいな、ここはダメだとわかる。
6個のうち2つほど、予算内で少し気に入った物件があった。安い買い物ではないので、とりあえず検討すると言っておじいさんと別れた。
本当は年間を通して土地を訪問し、日当たり、植生、暑さ寒さ、水の流れなどを観察できると良いのだと思う。
おじいさんと別れた後、気になった物件を再度一人で見学しに行き、じっくりと細部まで観察する予定だったが、とても暑かったのでサクッと見てから早々に切り上げた。笑
この日は一旦家に帰って、どうするか熟考。買うか買わないか、まだ他の物件も見てみるか。
気に入った2つのうち一つは一週間前に値引きされたばかりの土地で、坪単価が相場よりも3割程度安かった。
悩んでいるうちに誰かに先に買われてはまずいと思い、思い切って購入を決断!帰宅して翌日には不動産屋に電話をして購入の意を伝える。
安ければ失敗してもダメージは少なかろうと安易な考えもあった。
というわけで、不動産屋1軒目、下見した物件数6件であっという間に土地探しは終了した。笑
購入した土地のスペック
地目:山林
地積:512㎡(約155坪)
電気:東京電力
水道:私設水道あり(1万円/年)
電線が近くまできているので、電力会社と契約することもできる。が、基本はソーラーパネルで電気を賄う予定。基本料金0円のLOOOP電力を考えても良い。電線があればいつでも人並みの生活に戻ることができる安心感がある。
ここら辺は水の確保に井戸掘りが必要な物件がほとんどだった。井戸掘りにかかるコストは、ざっくりとしか調べてないが、掘削する深さにもよるがかなりの高額になることが判明(50万〜)。もちろん、井戸を掘っても水が出る保証はない(日本であればある程度の深さまで掘れば水が出ないことはないとのことだが)。
この土地は共同井戸がすでに掘削されているので、それを利用させてもらう。利用料(電気ポンプ、設備維持費)に年間1万円かかるが、水道代が0円と考えるととても安いと思った。
植生は杉、ヒノキなどの針葉樹が中心で日当たりが悪く薄暗い雰囲気。大幅な伐採が必要だ。
木が生えているところが購入した土地。林道に挟まれた三角形の形をしている
別の角度から。
奥には雑木も生えている。
購入の決め手
・相場よりも安い。これがほとんどと言って良い。
・電線があるため、万が一、電気が潤沢の生活をしたくなったら電力会社と契約できる
・水の心配が無い
不満点もある。
・植生が針葉樹林。希望としては落葉広葉樹の明るい森が良かった。
・お隣に永住者あり。誰の目も気にせずひっそり生活したかった。
・山の麓にあるので、山に近すぎて山が見えない。
・土地が少し傾斜している。
全て自分の満足する条件の物件に出会うのは難しい。何を優先するか、何を犠牲にしても良いか。色々と天秤にかけた。
まあ、住めば都になるだろう。
これからの予定
敷地に生えていた杉、ヒノキはすでに林業者に頼んで伐採してもらった。約40本ぐらいあって、これも結構な額になったので、できれば自分で伐採したかった。樹高が20〜30mある巨木があることと、電線に近接しているため、電線を切ってしまう恐れがあったのでプロにお任せした。
これからの作業は、切り株が残っているのでこれを抜根する。とりあえず、抜根するのは小屋を建てるエリア内だけにする。
建築エリア外の切り株は2〜3年かけて腐らせる方式で除去できればと思っている。
これから開墾が始まる。ワクワク。
以上
2018.10.26 桜平から登る。秋晴れの硫黄岳、天狗岳
最近、朝はとても寒いし、日が暮れるのが早い。これからますますその傾向が増していくかと思うと気が重い。
こうなると頑張って登山という気分では無い。が家でゴロゴロしてるのは、体にも精神衛生上にも悪い。
他にやらなければならないことはたくさんあるのだがそれは冬にやろう。と言ってどんどん後回しになっているが気にしない。今やりたいことは今やる。やりたくないことは極力やらない。・・それでいいのか?
考えてもしょうがないので今日も歩きにいく。Don't think,feel.
八ヶ岳でも歩いたことないコースを選んだ。桜平から登って硫黄岳、天狗岳を回るラウンドハイク。
天気は快晴。桜平駐車場は綺麗なトイレが設置。下山して戻った時には凍結防止のための冬仕舞いをしていて使用できないようになっていた。
歩いて30分もしないくらいで夏沢鉱泉に到着。食事と鉱泉が売りらしい。薪がたくさんあったが、薪でお湯を沸かしているのだろうか?
夏沢鉱泉を出て、少し森の中を歩く。空気がひんやりとして気持ちいい。
道脇には立派な霜柱が形成されていた。子供の頃、霜柱を踏んでザクザクっていう音と踏んだ感触が好きだったことを思い出す。
すぐにオーレン小屋に到着。
ん?先住民とは?
オーレン小屋のテント場。フラットなところが多くて張りやすそうな地形だった。展望は良くない。
硫黄岳方面へと向かう。しばらく歩き森林限界に達すると雲ひとつない青空が広がる。
黒々とした赤岳方面。
硫黄岳山頂に到着。爆裂火口はいつみてもかっこよくて飽きない。
頂上は風がものすごく強く、とても寒かった。おにぎりを一個だけ食べて、早いとこ出発しよう。今度は天狗岳方面へ向かう。
夏沢ヒュッテと天狗岳が望める。
夏沢ヒュッテは閉まっていた。張り紙によると8月いっぱいくらいでシーズンの営業を終了してしまうとのこと。
根石岳山荘。ここも鞍部のせいか風がとても強かった。山荘は少し寂しい雰囲気で、屋根に多くの石が乗せてあって普段の風の強さが伺えた。
硫黄岳を振り返る。いい天気だ。停滞すると寒さを感じるが、動いているとちょうど良い気温。
天狗岳まで後少し。手前に少し高度感のある鉄スロープがあって、風が強かったので少しビビった。
天狗岳に到着。頂上に登ることに意味は無い。歩いた果てのただの目安。ご飯を美味しく食べるための運動。穴を掘ってまた埋める作業。とっとと下山しよう。
下山。駐車場周りは紅葉がピークで素晴らしかった。
帰りの道中、八ヶ岳自然文化園でやっていたクラフト市を軽く覗いてから帰宅した。自らの手で価値あるものを作れる人を尊敬する。
お皿が欲しくなったが、今のままで十分足りているので買わなかった。買うなら自分で作ろうかとも思った。
最近の登山はヒリヒリ感や高揚感にかけ、少しマンネリ化している。冷却期間が必要なのか?
今までとは違ったアプローチやスタイルを導入し、楽しみ方のバリエーションを増やしたい。気になっているのは、カメラ、ドローン、テンカラ、ブッシュクラフト、冬山登山など。
以上
2018 今年の稲作を振り返る
ようやく稲刈りが終わったので、今年の稲作を振り返る。ただの備忘録。
4月初旬頃
施肥計算。土壌のPHと残留窒素を測定し、測定結果を元にどれだけ施肥するかを計算する。
計算した施肥量を田んぼにまんべんなく撒いて、トラクターで耕耘。肥料は、鶏糞、苦土石灰、醗酵肥料を使用し、有機無農薬栽培。有機の場合は、好気性微生物の活動を妨げないよう浅く耕す。
田んぼに水は欠かせない。田植え前に「郷役」として地域の方々と水路整備。山間部では冬の間に水路に落ち葉と泥が堆積してしまうのでそれを除去。これが結構きつかった。過疎地域では田んぼをやる人が減っているので、管理する水路延長に対して人が足りないことが問題。
軽トラックの大名行列。畦道のポルシェ。
塩水選。もみを塩水に浸すことで比重の軽いもみを取り除く作業。
温湯消毒。60度のお湯に10分間もみを浸すことで雑菌処理する。
浸種。塩水選、温湯消毒が終わった種もみを10日間程度水に浸し、発芽を徐々に促す作業。積算温度100度くらいが目安。もみの先端にひょこっと芽がでる。
4月中旬
籾まき。育苗箱に栄養分のある土、もみ、表土の順に敷き詰める。表土が厚すぎても薄すぎてもダメで、育苗に影響を与える結構センシティブな作業。
プール育苗。育苗箱を浅めの水に浸るように浮かべて育苗する。
育苗中。芽が伸びてきた。
表土が厚かったり、籾がまばらだと苗の育ちにも差が出てくる。
5月上旬
畦塗り。土手を固めて田んぼの水持ちを良くする。機械だとめちゃくちゃ早い。
代掻き。苗を植える前の準備として、田んぼに水をいれた状態で耕耘する。田んぼを水平にしたり、とろとろの粘土層を作って水持ちを良くすることが目的。代掻きは後々の作業効率に大きく影響を与える大事な作業(と後々わかった)。
代掻き後。これで田植えの準備は完了。
田植え。手植えは田引き紐を使って一直線になるように植える。ガタガタに植えると除草、稲刈りなど後々の作業が大変になる。稲の持ち方はダーツを握るように三本指で握り、第2関節が埋まるくらいに置いてくる感じ。
ツアーでの田植え体験。大勢でやると手植えでも早い。
機械による田植え。慣れるまでまっすぐに植えるのが難しかった。
田植え後。まだ雑草のように稲が小さい。
少し成長。この辺りから雑草との戦いが始まる。チェーン除草、手除草、田転がしを駆使。主な雑草はヒエ、オモダカ、コナギ。
これはクログアイ。
さらに成長。
分蘖し始める。分蘖とは根元から新芽が伸びて株分かれすること。田植え時は3〜5株だったのが、分蘖すると10〜30株くらいに増える。
ある程度成長してくると「いもち病」にかかる稲がでてきた。感染すると葉に赤黒い斑点やひし形の模様が出現。水が冷たかったり、窒素過多だと発病。早期発見、早期除去が対策。
8月頃。今年は暑かった。
穂がつき始めた。
いもち病の稲を大量に刈った。去年まで荒れ果てた耕作放棄地を開墾したばかりの場所は、天然の窒素が土壌に大量に含まれているのでいもち病になる危険性が高い。案の定いもちに感染。空気感染するので感染した稲は除去。
穂に身がつき始め、こうべを垂れ始めた。
稲の色が緑から黄色くなっていく。そろそろ稲刈り時期。
待望の稲刈り。コンバイン、バインダー、手刈りの三つの方法で稲刈りをした。
コンバインは大型の機械で、稲刈り、脱穀まで一気にやってくれる。もみは乾燥機で乾燥させる。米の保存には水分量15%くらいが適度。
バインダーは小型の歩行型稲刈り機。稲を刈り、結束した状態にまでしてくれる。
手刈り。手刈りで大変なのは結束作業で、5〜6株程度をまとめてバインダー紐で硬く縛る。
バインダーや手刈りで刈った稲は、ハザ掛けして10日ほど天日で干す。乾燥機で乾かすよりも天日干しの方が美味しくなるらしい。
乾燥させたらコンバイン袋に入れて保管。あとは精米して食べるだけ!新米が楽しみ。
本来、稲作は手がかからない作物らしい。どの作業が不要か、どのレベルまで手入れが必要なのか、手入れに対する収穫量への影響など、いかに楽してできるかを研究したくなる。農業においていかに負担を軽減するかは、継続性の面を考えると大事なことだと思う。
以上
2018.10.23 千曲川源流遊歩道をゆく、秋の甲武信ヶ岳
千曲川源流遊歩道を遡って甲武信ヶ岳へ。毛木平からのピストン。
自宅から毛木平駐車場の間に唯一あるコンビニ(Yショップ)で朝食やおにぎりなんかを買おうと思って6時頃に到着したら、ブラインドが下ろされて閉まってる様子。なんとオープンが7時半から!山奥のコンビニをあなどっていた!みなさんご注意を。
食料計画は失敗し、行動食として持ってきた飴玉数個とアーモンド、レーズンのみでの登山となった。
当初は甲武信ヶ岳から十文字峠のほうに行きラウンドする予定だったのだが、食糧不足を懸念して予定変更、毛木平からのピストンと相成った。
千曲川源流遊歩道はアップダウンが少なく、頂上の甲武信ヶ岳まで、緩やかに標高を上げていくので体力消費が少ない。
森の雰囲気が良くて気持ちよく歩けるトレイル。絶えず川沿いを歩くので、後半は水の音が少し耳障りとなる。笑
倒木して時間が経った木の根に多様な苔が多い尽くす。腐海感あり。
川幅はどんどん細くなっていき、源流が近いことを感じる。
ん?なんかこっち見てる。
いつもの明るいブラウンに鹿の子模様ではなく、秋冬仕様のダークブラウンになっていた。近づいてもなかなか逃げないのでまじまじと観察。毛並みの美しさ、しなやかそうな筋肉、りっぱなツノ、つぶらで真っ黒な瞳。仲良くなりたい。
千曲川源流に到着。細い清水からスタートし、千曲川から信濃川になって日本海に流れることを考えると感慨深い。全長367kmの日本で一番長い河。遠くて近い。
源流を後にし、甲武信ヶ岳を目指す。源流から甲武信ヶ岳までは少し急登となる。
甲武信ヶ岳に到着。まっしろ笑。晴れてたら富士山の展望が良いらしい。甲州、武州、信州の境にあるので甲武信ヶ岳と呼ぶらしい。まめね。
甲武信ヶ岳はおまけで源流歩きが目的だったので良しとしよう!
お腹も減ったのでさっさと下山。朝、登るときは薄暗くて印象が薄かったが、紅葉が綺麗だった。
以上